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動物関連ニュース

動物たちの活動のために動物に関する記事を参考のために集めています

どんぐりさん・すぴかさん
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加藤一二三九段、反撃の一手!野良猫じゃない「地域猫だ」
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    野良猫への餌付けによるふん尿被害などで近隣住民から損害賠償を求められている将棋の元名人・加藤一二三9段(69)が3日、
    東京地裁立川支部で行われた公判(市川正巳裁判長)に出廷。
    公開では初めて証言台に立ち「いわれなきいじめと認識しております」と原告側に反論した。

    異様な熱気が法廷内を包んでいた。98席が埋まった傍聴席。動物愛護団体の関係者や住民の家族らが見守った被告人尋問で、
    加藤9段は公開では初となる証言を行った。独特の甲高い声で「あのっ、あのですねっ。私はですねっ」と落ち着きのない様子で話し続けた。

    訴えを起こされていることについて「いわれなきいじめと認識しています」との見解を示し「憲法、良心からしてみても迷惑は掛けていない。
    (訴えられたままでは)人生観、信念に背くので一生後悔する」と熱弁。さらに、餌付けするのは「地域猫」の概念に当たり、
    猫の里親を探したり不妊去勢手術を受けさせるなどの努力もしていると主張した上で「動物と人間は共生するようにつくられている」とした。

    一方の原告側は、マンションの管理人男性(84)らが証言台に。男性は、猫のふんの写真を証拠として示し
    「2002年から(被害は)200回以上ある。汚いし、におう。塀も壊される」と主張。
    続いて「(餌の)あまりを狙うカラスが来て、安眠を妨害される」と2次被害を訴えた。

    原告側は、餌付け行為がマンションの管理規約の「組合員に迷惑や不快感を抱かせる行為をしない」に反するとするが、
    加藤9段は「以前、コリー(大型犬)を飼っている人がいた。規約違反ではなかったか」と反論。
    これに対し、原告側が「聞いていなかった」と言葉に窮す場面もあった。

    閉廷後の加藤9段は「やっぱり将棋とは違いますね。将棋はプロ同士が最良の一手で戦うもの。これ(裁判)は、
    あることないこと(相手が)言ってきますから」と語り、不敵な笑みを浮かべていた。

    ◆加藤 一二三(かとう・ひふみ)1940年1月1日、福岡県嘉穂郡生まれ。69歳。54年に14歳で4段(プロ)に昇格。
    現在も続く史上最年少記録を樹立し、初の中学生棋士(他に谷川浩司、羽生善治ら)となった。
    以後、名人1、十段3、王位1、棋王2、王将1と計8期のタイトルに輝き、01年には史上3人目の通算1200勝を達成し、
    07年には史上初の1000敗を記録した。クリスチャンとして有名だが、対局中に廊下で聖歌を歌う「伝説」も。

    ◆元名人の餌付け猫訴訟 昨年12月、東京・三鷹市の自宅マンションに住む加藤9段が野良猫に餌付けしたことにより、
    近隣住民がふん尿被害などについての損害賠償を東京地裁に訴えた問題。住宅の管理組合と住民17人が餌やりの
    中止と慰謝料など約800万円を求めた訴状によると、組合員に迷惑や不快感を抱かせる行為をしないよう定める条項が
    管理規約にあったにもかかわらず、加藤9段は約7年前から最多で18匹の猫に餌付けをし、被害を及ぼしたという。
    調停での加藤9段は「動物愛護の気持ちで餌やりを続けてきたが、理解してもらえずに残念だ。
    反論は法廷で明らかにしたい」と語っていた。

    2009/12/04 報知新聞
    http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091204-OHT1T00029.htm

    by jl-jl
    | 地域猫 | 19:46 | - | trackbacks(0) | - | - |
    どうぶつナビ:野良猫が庭でする、ふん尿が臭くて困る。
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       ◆野良猫が庭でする、ふん尿が臭くて困る。

       ◇解決へ、地域で対策を 行政、住民の協力でトイレ設置する例も
       東京都北区の小林賢一郎さん(71)は毎朝、祈るような気持ちで玄関の戸を開ける。残念ながら、この日も隣家との間に猫のふんがあった。

       バケツに水をくみ、排水溝に流す。気温が高くなるこれからの季節はにおいやハエも心配だ。猫が好きでエサをあげている人たちにも、この気持ちを分かってほしい。「近所で政治や野球の話はできないけど、猫のことだとみんな迷惑してるから、話が合うんだ」と笑うが、悩みは深い。

       外に暮らす猫を保護して避妊・去勢手術をし、元に戻す「地域猫活動」。01年から取り組んできた新宿区では、03年度に347件だった猫に関する苦情が07年度には143件に減った。ふん尿に関する苦情は依然として最も多いため、猫を庭に寄せ付けないようにする方法もまとめている。具体的には、5センチ以下の間隔で金網や柵を設置する▽ドクダミ、ゼラニウム、カラタチ、ヒイラギなど猫が嫌う植物を植える▽酢と水を1対5の割合で混ぜたものを散布する▽プラスチック製の猫よけシートを敷く−−などだ。

       ふん尿のにおいを消すには、漂白剤や木酢液を薄めてまくなどの方法がある。住宅地で水を入れたペットボトルをよく見かけるが、猫よけとしての効果がないばかりか、虫眼鏡のように日光が集まって火災の原因になることもあるという。

       でも、猫は野生の習慣を残しており、人間の思い通りにはいかない。これらの方法もすべての猫に効果があるとはいえない。都市化が進む中、無責任な飼い主に捨てられた猫たちが生活できるエリアは狭まり、交通事故や感染症に脅かされている。さらに、エサやりをする住民とふん尿に迷惑する住民との間でトラブルが起き、怒りの矛先が猫へ向かって動物虐待に至ったケースも報告されている。

       こうした中、地域猫活動の一環として敷地内にトイレをつくり、そこで用を足してもらおうという動きも広がっている。

       東京都北区を中心に活動するNPO法人「人と動物の共生をすすめる会」では、町会や保健所と協力して区内に20カ所以上のトイレを設けている。猫がトイレに使った庭の土をプランターなどに入れる。最初はふんを1、2個入れておくと利用率が上がる。猫の習性をよく知り、トイレを常にきれいに保っていれば、地域のふん尿被害は最小限に抑えられるという。

       地域猫活動でエサやりをしている世田谷区の会社員、青木希美江さんも、自宅アパートの一角に廃材を利用したトイレを設置している。周辺に暮らす4匹のうち、このトイレを使うのは1匹だが、「エサを与えた後は必ず片付け、近所の人へのあいさつや説明を大切にしていたら、少しずつ理解者や協力者が増えました」という。

       外で暮らす猫との共生に10年間取り組んできたNPO法人「ねこだすけ」(新宿区)代表の工藤久美子さんは「猫にからむ近隣トラブルを回避するには、ボランティア、行政、住民の3者による協働が必要」と訴える。ボランティアと行政だけの活動になりがちだが、置きエサの禁止を含むエサやりのルール作りや、飼い猫の適正な飼い方にも関係してくるため、地域の問題として認識されなければ、根本的な解決にならないという。

       「住民とも情報や負担を分かち合い、息の長い活動にすることが、不幸な猫とトラブルを減らすことにつながります」。工藤さんはそう話す。【田後真里】

       ◇ペスト流行で飼育普及
       猫が一般的に飼われるようになったきっかけは、明治時代のペスト流行にさかのぼる。菌を運ぶネズミを退治する猫の飼育を細菌学者の北里柴三郎博士が提唱し、政府も飼育を奨励。海外から大量に輸入された。猫の生態や歴史に詳しい動物学者の今泉忠明さんは「目に付きにくいネズミやゴキブリを退治してくれ、私たちの暮らしを守っていることもお忘れなく」と話している。

      毎日新聞 2009年5月6日 東京朝刊
      http://mainichi.jp/life/today/news/20090506ddm013100170000c.html

      by jl-jl
      | 地域猫 | 15:45 | - | trackbacks(0) | - | - |
      野良猫地域で世話
      0
        武蔵野の市民団体不妊手術、餌やり

        鬼頭さん宅で保護されている猫 飼い主のいない猫を1代限りで餌やりから不妊、しつけまで地域ぐるみで世話をする「地域猫活動」。武蔵野市と地元の市民団体「むさしの地域猫の会」によるこの取り組みが、少しずつだが実を結びつつある。野良猫を巡っては、荒川区で餌やりを禁止する条例が制定されるなど各地でトラブルが絶えないが、同会は「地域の猫の問題は地域で解決するのが原則」をモットーに、「地道に住民の理解を求めていきたい」として活動を続けている。18日には、飼い主がいない子猫の引き取り手を探す「譲渡会」を開く。(大垣裕)

         14日夕、雨が降り注ぐ吉祥寺の商店街の片隅に、同会の鬼頭真里さん(50)(吉祥寺本町)が自転車に乗って現れた。かごには餌の缶詰やドライフード、ペットボトルの水が積まれていた。

         間もなく姿を見せたのは、この辺りを住み家にしているメスの黒猫、キキ(2歳)。周囲を警戒するそぶりを見せながら、鬼頭さんが差し出した餌を盛った小皿に飛びついた。左耳にはピアスのような赤いビーズ。不妊手術を受けた証明だ。

         「以前はたくさん子猫がいましたが、随分と減りました」。鬼頭さんは約2年前から、周辺住民の理解を得て、この商店街など2か所で朝夕欠かさず、猫に餌を与えている。不妊手術で繁殖を抑え、餌の後片づけもする。同会によると、こうした餌場は、吉祥寺地区で10か所ほどを数えるという。

         市も活動を後押しし、30匹分の不妊・去勢手術費用として年間50万円を助成する。市環境政策課の石原雅典係長は「猫のトラブルはマナーやモラルの問題なので、行政が関与しづらい部分があり、市民団体との連携が欠かせない」と指摘。同会が活動を始めた2006年以降、市に寄せられた野良猫絡みのトラブルは、減少傾向にあるという。

         ただ、屋外で暮らす猫の寿命は5年程度とされることから、猫の数が減少するようなはっきりとした効果が表れるのはこれからだ。

         会員約80人は猫好きばかり。鬼頭さんも自宅で野良猫の子猫など16匹を保護する。餌代や医療費などばかにならないが、「もともと野生では生きていけないペットなので、人間には責任がある」と意に介さない。

         譲渡会は18日午後2時から、井の頭公園野外ステージ周辺で。市と共催で、飼い主がいない子猫約30匹の引き取り手を募るとともに、飼育方法などの相談会も実施する。

        (2009年4月16日 読売新聞)
        http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20090416-OYT8T00101.htm?from=navr


        by 伽依
        | 地域猫 | 13:24 | - | trackbacks(0) | - | - |
        newsそれから:野良猫、各地の取り組み 命と環境を共に守る /奈良
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           ◇殺処分は年22万8000匹、不妊・去勢手術も
           環境省によると、全国で1年間に犬猫計約34万匹が殺処分されている(06年度)。このうち猫は約22万8000匹と7割弱を占める。一方で、地域の住民は野良猫による被害に頭を抱えている。動物の命と生活環境を、共に守れないのだろうか? 各所でさまざまな取り組みがされている。【上野宏人】

           ◆もらい手探し

           環境省は2017年度までに殺処分数半減を目標とする。全国の収容施設の改修、整備支援のため来年度予算に1億円を概算要求した。

           自治体の老朽化したり、狭い施設の整備費を補助する。収容数を増やし、市民が動物と触れ合えるようにして、新しい飼い主に渡す数を増やす狙い。年10カ所、9年間で計90カ所程度を予定する。

           ◆地域猫

           「買い物帰りに野良猫が刺し身を狙ったりして大変でした」。奈良市北部に住む主婦は5年前、約50〜60匹の野良猫に悩まされていた。発情期の鳴き声などもひどかった。

           解決を目指し、NPO「動物を守る奈良県民の会」(渡瀬良子理事長)と住民ボランティアはこの地区で「地域猫」の取り組みを続けている。野良猫を1代限りにするため不妊・去勢手術をした上で、地区内約10カ所で1日1回、決まった時間に餌をやり、後片づけをするなどして世話をする。地域ぐるみで自然に数を減らす。

           取り逃がした猫が子猫を産むなど一筋縄ではいかなかったが、計110匹を超える猫に手術をし、今は三十数匹に減った。費用は主に持ち出しや寄付。野良猫を見かけることは少なくなったという。

           猫嫌いの人もいる。回覧などで自治会にも協力を求めた。成否の鍵は、住民の理解と猫を見守る活動を長く続けられるかどうかだ。

           ◆罰金条例

           東京都荒川区は、カラスや野良猫など飼っていない動物にむやみに餌をやり、周辺環境を悪化させることを禁じる条例の制定を目指している。罰則規定があるのは、区によると全国初。

           複数の住民から鳴き声や悪臭などの苦情の申し立てがあると、区が調査し、違反者には中止を勧告・命令する。従わなかったり、調査を拒むと、弁護士らによる区の審査会に諮り、氏名公表や告発に踏み切る。調査を拒めば10万円以下、命令に従わない場合は5万円以下の罰金。今後、区議会に提案し来年4月の施行を目指す。

           一方で地域猫を支援する手術費助成もしており「取り組みが継続している限り条例の対象ではない。ポイ捨て禁止のように餌をやったら罰金という制度ではない」としている。

           ◆手術助成

           社団法人日本動物福祉協会は「捨て犬・捨て猫防止キャンペーン」を全国で実施している。防止の基本は「増やさないこと」と、15年目の今年は奈良など3府県で犬・猫の不妊・去勢手術費用を助成する。

           県内在住者を対象に、抽選でメス200匹、オス100匹に限り、1匹につきメス1万円、オス5000円を支給する。応募期限は12月5日(当日消印有効)。当選者には12月19日ごろまでに指定はがきが送られる。

           応募は1匹につきはがき1枚。依頼者の名前(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号、犬・猫の性別、品種、現在の年齢・月齢(推定可)、入手先、健康状態、呼び名を明記して、〒141−0031、東京都品川区西五反田8の1の8 中村屋ビル4階、社団法人日本動物福祉協会(03・5740・8856)へ。

          毎日新聞 2008年11月22日 地方版
          http://mainichi.jp/area/nara/news/20081122ddlk29040655000c.html

          by jl-jl
          | 地域猫 | 20:13 | - | trackbacks(0) | - | - |
          野良猫地域で育てる 佐賀市事業導入へ 県内初_佐賀
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             佐賀市は、野良猫を捕まえて不妊・去勢手術を施し、地域で餌をやって養う「地域猫」事業の導入に向けた推進基本計画を策定する。野良猫対策の一環で、早ければ年度内にもモデル地区で試行し、効果を検証して来年度にも本格導入する。これまでに県内での実施例はないという。(大脇知子)

             佐賀市によると、猫は年に2、3回妊娠でき、餌をやる人も多いため、野良猫を放っておくとどんどん増えるが、手術によって繁殖を防ぐことで自然に数を減らすのが狙い。東京都や千葉県、福岡県などの自治体で導入されている。これらの自治体では、行政が不妊・去勢手術費用を負担し、地域や動物愛護団体などが餌をやっている。

             市環境課によると、昨年12月、南部3町を除く市内の521自治会を対象にアンケートを実施したところ、回答した374自治会(回収率71・7%)のうち4割を超す162自治会が、猫の苦情について「過去も現在もある」か「現在はある」と答えた。野良猫の数は1〜5匹とした自治会が177、6〜10匹が83、11〜20匹が23、21匹以上が18などだった。

             苦情の内容は、市に寄せられたものも含め、「敷地内でのふん害」が最も多く、ほかに「鳴き声がうるさい」「車に傷を付けられた」「(人がやった)餌を食べ散らかして汚い」などがあったという。

             野犬なら狂犬病予防法に基づいて捕獲できるが、野良猫については法的な取り決めがなく、事業は推進基本計画に基づいて行う。同課は「人と猫が共生できるよう、地域の理解を得たい」としている。

             野良猫の多い団地に住む市内の60歳代の女性は「野良猫が花壇に穴を掘ってふんをするので、草花がだめになり迷惑している。本当に猫が減れば助かるが、捕まえるのは難しいのでは」と話していた。

            2008年4月15日 読売新聞
            http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20080415-OYT8T00287.htm

            by jl-jl
            | 地域猫 | 14:49 | - | trackbacks(0) | - | - |
            野良猫を「地域猫」に 長崎県 排除より共生
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               長崎県は来年度、野良猫を地域住民に育ててもらう「地域猫」活動に乗り出す。餌やりや避妊手術などのルールを作成したうえで、モデル地区を定めて管理してもらい、野良猫を「地域猫」として公認する。長崎市は猫の数が全国一とも言われ、糞(ふん)尿などの被害に悩まされているが、野良猫が住民生活に溶け込んでいる地域も多く、「排除」より「共生」の道を選んだ。【宮下正己】
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              | 地域猫 | 19:38 | - | trackbacks(0) | - | - |
              ノラネコエサやり是でも非でもない「地域の環境問題」と考えたい
              0
                ジャーナリストの香取章子氏に聞く
                ノラネコエサやり是でも非でもない「地域の環境問題」と考えたい
                2008年01月02日11時15分

                J-CASTニュースの2007年11月8日付記事「ノラネコのエサやり是か非か 全国各地でトラブル続発」は、避妊してエサをやる「地域猫」の活動でさえ問題視されていることを伝えた。エサやり問題は、この記事が1か月間にわたってコメントランキングのトップ10をキープしたほど、読者の関心が強い。そこで、この問題に詳しいジャーナリストの香取章子氏に、解決方法などを聞いてみた。

                猫が増えるのは去勢・不妊手術をしないから
                ――ノラネコのエサやりを、どう見ていますか。

                香取 私は、エサをやることについては、是でも非でもないという考え方なんです。エサやりだけをあれこれ言うのは不毛な議論で、感情論になってしまって解決が難しい。5、6年前に東京のある大きな寺院境内で目撃した例ですが、年配の女性が帽子にサングラス、マスク、傘までさしてエサやりをしていました。恐らく苦情を言われたのでしょう。それで、こっそりエサやりしていたんですね。エサやりをする人は、「エサやりをやめろ」と言われても、「死んだらかわいそう」と、やめることはできないのです。
                ――それは、条件付きでエサやりを認めるということですか。

                香取 ということより、地域の環境問題として一緒に考えるべきということです。エサやり派も反対派も、飼い主のいない猫が外にいっぱいいることに問題を感じています。もともと、猫は生物学ではイエネコと言って、野生動物ではありません。古代エジプトの時代に家畜化され、人と生活する伴侶動物です。なので、ノラネコというのは、正確に言えば「飼い主のいない状態にあるイエネコ」。地域で話し合って、数を増やさないようにすることが大切です。
                ――具体的には、どうしたら減らせるのか、お考えをお願いします。

                香取 外で猫が増えるのは、エサをやるからではなく、去勢・不妊手術をしないからです。メスは1回で2〜5匹生むとされています。年に3、4回発情期があり、生まれた子猫がまた子猫を生むので、3年間の単純計算で約3000匹というように爆発的に繁殖します。だから、行政とボランティアが協働で飼い主のいない猫を一時保護し、手術を進めることです。私の住んでいる千代田区では、8年前に行政が区民を対象にボランティアを募り、「飼い主のいない猫の去勢・不妊手術費助成事業」が行われています。市民グループ「ちよだニャンとなる会」も発足し、行政とボランティアの二人三脚でこれまでに1300匹の手術が行われました。現在では苦情はほぼゼロと、めざましい効果が上がっています。
                エサをやる人は、ボランティア予備軍
                ――手術にはお金がかかるのではありませんか。

                香取 行政とボランティアが協力すれば、お金の問題は解決できるはずです。助成金が出ていなくても、ボランティアがフリーマーケットで資金を集めたりして、前向きに進んでいる地域は少なくありません。飼い主のいない猫が問題になっているのは、都市部です。そもそも都市化によって、こうした猫が浮いてしまったことが問題のきっかけでした。子猫がダンボール箱に入れられ捨てられるというケースは減っているようですが、猫がいなくなっても熱心に探そうとしないなどの「不作為の遺棄」が見受けられます。また、手術しないで放し飼いをする人が依然いるのが問題です。路地裏や縁の下があった昭和30年代のような飼い方を現代の都市ですべきではありません。
                ――ボランティアは集まるのですか。

                香取 かわいそうだと思ってエサをやる人は、ボランティア予備軍だと思っています。行政は、苦情に負けて、エサやり禁止の看板を立てたりしますが、そのような事なかれ主義の安易な対応は問題を先送りにします。隠れてエサやりをするようになって、猫嫌いの人たちと軋轢が生じるだけだからです。だから、冷静に話し合える人が音頭を取って、環境問題として解決しませんか、とボランティアへの参加を呼び掛けることが不可欠です。「猫問題」より、「人間問題」と言えるでしょう。私も、千代田区のボランティアとして、地域のコミュニケーションのお手伝いをさせていただいています。
                ――そうすれば、「地域猫」が実現するということなんですね。

                香取 「地域にいるから」「私が世話しているから」地域猫と勝手な解釈をする人がいますが、それは違います。まず飼い主は猫を終生、適正に飼養すること。飼い主のいない猫については、去勢・不妊手術をして増えないようにしたり、里親を見つけて飼い猫にしたりすること、です。こうした活動が広まって地域の人たちの理解が進み、「猫は嫌いだけど、命ある生き物だしな。手術代入れてやるよ」と5000円をポンと寄付した人もいました。猫との共生の時代を目指し、議論してやっていくことで道が開けます。
                ――猫を可愛がるなら引き取って飼うべき、ということはありませんか。

                香取 飼い主のいない猫の数は多く、すべてを引き取ることは現実としてできません。「マンションの1室に数十匹の猫を飼ってトラブルが発生」といったニュースがたまに流れますが、無理をすればアニマルホルダー(多頭飼育者)になって、近隣に迷惑をかけてしまいます。私の場合、飼っている17歳の高齢の猫のタマは、生後3、4か月の時に自宅近くの公園で見つけました。目やにと鼻水だらけでそのままでは死んでしまう状態だったので、里親を探そうとしたのです。ですが、情が移って手放せなくなり、自分で飼うことにしました。
                ――最後に、猫との付き合い方について教えて下さい。

                香取 私は、阪神・淡路大震災のとき、ペットフードも持参してボランティアを兼ねて取材しましたが、人間にとってどんなにペットが大事か、を痛感しました。50歳代の男性が「こいつらの命は、自分たちと同じ、被災したのも同じや。こいつらがいるから、生きられる」と漏らすのを聞いて、人との絆の大きさに驚いたのです。古代エジプト時代から一緒に過ごしてきた猫は、かけがえのない地球上の仲間です。そんな猫と、喜怒哀楽を一緒に分かち合っていきたいものですね。

                --------------------------------------------------------------------------------

                【香取章子氏プロフィール】1954年、東京・千代田区生まれ。出版社の月刊誌編集者などを経て、フリージャーナリストになる。阪神・淡路大震災の被災ペット取材をきっかけに、犬・猫テーマの取材に専念。著書は、震災でのボランティア体験をもとにした「猫のたま吉物語」(双葉社)、人と猫との出会いと別れを描いた「猫への詫び状」(新潮社)など。東京都動物愛護推進員。「ちよだニャンとなる会」広報。


                LiveDoorニュース 1月2日
                http://news.livedoor.com/article/detail/3450362/
                | 地域猫 | 10:07 | - | trackbacks(0) | - | - |
                ノラネコのエサやり是か非か 全国各地でトラブル続発
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                  ノラネコのエサやり是か非か 全国各地でトラブル続発
                  2007/11/ 8
                  ノラネコにエサだけやって面倒をみない。確かに、そんなことでは周囲から非難されることも避けられないだろう。が、避妊などをしてエサをやる、いわゆる「地域猫」の活動をしているとみられる人たちも、地域住民とトラブルになっているのだ。何か解決策はあるのだろうか。

                  「可愛がるなら家に連れて帰って」

                  ネコのエサやりを巡っては、各地でトラブルが相次いでいる 屋内で飼われていないネコのトラブルでは、朝日新聞が、2007年11月6日付の福岡・北九州版で掲載した記事「野良猫めぐり 対立張り紙」の例がある。それによると、北九州市小倉南区徳吉東3丁目の地域で、ネコへの「エサやり派」と「エサやり反対派」が道路横の同じ場所に張り紙を出して対立しているというのだ。

                  張り紙が出たのは、9月末から10月上旬にかけて。「古川住民グループ」と名乗るエサやり派は、「やせ細った小さな命を見捨てることができない。迷惑は分かっているが、責任を持っているつもり」と主張。これまで4匹を連れ帰り、残ったネコのうち1匹には避妊手術をし、近くもう2匹もすると理解を求めている。これに対し、エサやり反対派は、「餌を運んでくる人の自己満足で野良猫が増え続けている。(中略)可愛がるなら家に連れて帰って」と訴えている。住民は、フンや異臭の被害を受けているという。

                  この記事をもとに、J-CASTニュースが北九州市動物管理センターに取材すると、久保田勉獣医は、「古川住民グループのことは知らないが、地域猫に取り組んでいるのではないか」とみる。

                  「地域猫」とは、1997年に横浜市磯子区で提唱され、2年後に同区のガイドラインにまとめられた考え方だ。磯子区生活衛生課によると、「特定の飼い主がいないネコの対応を何とかしよう」と同課職員や獣医師会、自治会などが相談して考え方をまとめた。「地域で世話をする人が避妊・去勢手術などネコの管理をきちっとすることを通じて、そうしたネコを減らしていこうというもの」(同課)だ。

                  ところが、北九州市の例では、「地域猫」の考え方が理解されずに、住民とトラブルになっている。その背景には、ネコにエサをやる人にはまだ、その結果に責任を持たない人がいることもあるようだ。実際、同市では、エサやりによるノラネコが増えているためか、ペットも含めてネコへの苦情が、06年は6年前の倍近い328件に増えている。

                  東京・杉並区では、エサやりルール化
                  各地では、ノラネコの増加に頭を痛めて、アクションを起こす地域住民も出てきた。例えば、鳥取市の若葉台南町内会では07年9月、鳥取県などと相談してノラネコの捕獲に乗り出そうとした。ところが、この計画書が動物愛護団体に流出し、そのホームページに掲載されると、全国から県にも「捕獲処分に反対します」などと抗議の電話やメールが次々に寄せられた。

                  県によると、結局、この町内会では9月28日、転居した元飼い主らがエサをやりに来ることを止め、ノラネコの数も減ったとして、捕獲の中止を決めた。元飼い主らは地域猫を実践していたわけではないというが、エサやりに対する住民アレルギーは大きい。

                  では、地域猫の考え方を導入すれば解決するのか。これに対し、鳥取県生活安全課では、「まだピンと来ない地域の人が多く、そんな中でエサをやれば、ほかのネコが来て食べてしまうこともある。なかなかノラネコがおらんようにはならない」と言う。たとえ誰かが取り組んでも、地域全体の協力がないと難しいようだ。

                  地域猫の考え方がなかなか浸透しない中で、東京・杉並区では07年10月、独自にエサやりのルールを決めた。エサをやる人には避妊・去勢をしてもらい、エサの残りやフンの始末にも責任を持ってもらう、自称「杉並ルール」だ。ルールが守られない場合は、条例による義務化も検討するという。実現すれば、地域猫が制度化されることになる。

                  ただ、同区では同時に、ネコに鑑札を付ける登録制を08年度にまず任意登録からスタートさせる考えで、市民団体からは「飼い主がいないネコがいじめられ、捕獲処分される」などと反対が出ている。杉並ルールが地域猫を育てるかどうかは不透明だ。

                  もっとも、地域猫は、飼い主という責任の所在が明確なものでない以上、依然としてトラブルが残る。猫がどこでフンをするかは分からず、エサをやる人が責任を持つのは事実上不可能だ、という反発は強い。また、ノラネコの場合、人になつかず、そのため避妊・去勢が難しい事実もある。その手術費用2〜3万円を賄いきれるのかも問題だ。

                  北九州市動物管理センターの久保田獣医は、「確かにノラネコは捕まえて殺せばいいという時代ではありませんが、地域猫を育てるためには、地道に話し合って社会的な合意を目指すしかないでしょう」と話している。

                  J−castNews
                  http://www.j-cast.com/2007/11/08013139.html
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                  野良猫めぐり 対立張り紙
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                    野良猫めぐり 対立張り紙
                    2007年11月06日


                    「餌やり宣言」(右)と「餌を与えないで」の張り紙が並ぶ場所に猫2匹=北九州市小倉南区徳吉東3丁目で

                     「責任持って餌を与えています」


                     「猫に餌を与えないで!」


                     飼い主不明の猫数匹が居着いている北九州市小倉南区徳吉東3丁目の紫川沿いに、対照的な二つの張り紙が並んでいる。だれが出したか不明だが、餌やり派と、餌やり反対派が正面から対立している形。猫に罪はないのだが……。


                     地元の人たちによると、張り紙が出たのは9月末から10月上旬にかけて。どちらが先かはよく分からない。


                     「餌やり宣言」は、「やせ細った小さな命を見捨てることができない。迷惑は分かっているが、責任を持っているつもり。昨年来4匹を連れて帰った。今いる猫のうち1匹には避妊手術をした。もう2匹も近く行う」といった趣旨。最後に、その周辺の地区名を記して「古川住民グループ」と名乗っている。


                     一方、餌やり反対の文面は「餌を運んでくる人の自己満足で野良猫が増え続けている。増えるすべての生命に責任を持って餌を与える覚悟を持っていますか。可愛がるなら家に連れて帰って」という内容。


                     近所の人の話では、ふんや異臭被害を被っているという。70代の男性は「餌を与えている現場に行き会わせたことがあるが、地元の人ではなかった。餌やり側は住民を名乗っているが、本当とは思えない」と話す。


                     北九州市動物管理センターによると、「不用猫」として引き取るのは年間約2800匹で、犬の約5倍。そのほとんどは生まれたばかりの子猫。餌やり行為の本人が分かれば注意するが、特定できないことも多いという。猫の避妊手術費用は2万円程度とされる。

                    朝日新聞 11月6日
                    http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000711060002
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                    のら猫と共生へ 不妊と去勢手術  国際会議で報告
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                      のら猫と共生へ 不妊と去勢手術  国際会議で報告
                      2007年10月17日

                      捕獲ケージの使い方を説明するJ・レムフリー博士=東京都新宿区のホテルで


                       増え続けるのら猫対策として、欧米で普及してきた「TNR」(トラップ・ニューター・リターン)。ケージで捕獲して不妊去勢手術を施し、元の場所に戻してやることで、繁殖せずに穏やかに暮らしてもらうという方法だ。このほど東京都内で開かれた国際会議で、世界の猫の専門家が、数十年来行われてきたTNRの成果を検証、報告した。猫とのより良き共生は着実に進んでいるようだ。

                       十月五日から八日まで、東京都内のホテルで「IAHAIO(人と動物の関係に関する国際会議)東京大会」が開かれた。そのワークショップ「のら猫・その問題と解決法」で、いくつかの成功例が報告された。

                       米国フロリダ州のオレンジカウンティーでは、自治体と愛護団体がTNRを一九九五年に始めた。のら猫の捕獲・安楽死という従来の数の制限方法から、TNRに変更、子猫はなるべく手術後に譲渡をすすめた。従来の安楽死では六年間で百万ドル(約一億一千万円)以上の予算がかかっていたが、TNRは、半分の約四十四万ドルですんだ。

                       ちなみに一匹の手術とその関連費用は平均五十六ドル。手術後の猫にはケンカやマーキングがなくなったためか、猫の苦情電話も激減した。都市型のTNRの成功例といわれている。

                       米国の研究者によると、テキサス州の大学で、九年前からキャンパス内ののら猫を対象に繁殖制限の比較調査が行われている。75%の猫を安楽死させるよりも、75%の猫にTNRを行った方が、より猫の数が減ってきているという。

                       近年米国で定着してきたTNRだが、ヨーロッパでも以前からその試みは行われている。

                       イギリスの愛護団体「SNIPインターナショナル」のJ・レムフリー博士によると、イギリスでTNRが始まったのは、一九七〇年代。ロンドンのリージェントパークにすむ猫たちに、不妊去勢をして放す方法を試したところ、猫たちの生活に悪影響は見られなかった。

                       のら猫の福祉を考えた上で、繁殖コントロールできる方法として、やがてTNRはイタリアや、一部のイスラム圏に普及。最近はシンガポールや台湾などにも広まりつつある。日本でもTNRは地域猫活動の要だ。

                       一方、TNRが立ち遅れているのはオーストラリアやニュージーランド。ペット猫が人気の一方、野生化した「野ねこ」が他の野生生物の繁殖を脅かして害獣扱いされている。

                       「野生猫はのら猫より捕獲が難しい。繁殖制限をどう進めるか考えなければいけない」とニュージーランド・オークランドの愛護団体「SPCA」のB・ケリッジさんは、今後の課題を指摘した。

                       数千年の間に世界に広がり、人間と関係を保ちつつ、ごく近い場所で生きるライフスタイルを定着させた猫たち。その自然な生き方を保つには、TNRという人的介入が、今最も適切な方法となっている。

                        (文と写真・宮晶子)

                      中日新聞 ハローペット 10月17日
                      http://www.chunichi.co.jp/article/living/pet/CK2007101702057038.html

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